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【1000円の最強ギア】CASIOのアナログ時計が登山で意外と使える件。視認性とラフに扱える気楽さが最高。

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「1000円の最強ギア」CASIOのアナログ時計が登山で意外と使える件
視認性とラフに扱える気楽さが最高

「登山用の腕時計」と聞くと、G-SHOCK やプロトレックのような高価なモデルを思い浮かべる人が多いかもしれません。ところが、通販で1000円前後で買えてしまう「カシオ MW シリーズ」のアナログ腕時計が、実は山でもかなり頼りになる存在でした。この記事では、とくに MW-240 を中心に、「チープカシオ」をあえて登山に持ち出してみたリアルな印象をレビューしていきます。

スマートウォッチや高級アウトドアウォッチと比べると、機能はかなりシンプルです。それでも、軽さ・視認性・防水性能といった基本性能はしっかり押さえていて、日帰りハイクや低山歩きなら不便を感じないどころか、むしろ気楽で扱いやすいと感じる場面が多くありました。

「登山には高い時計が必須なのか?」「安いカシオでどこまでいけるのか?」と気になっている方は、実際の山行レビューを参考にしてみてください。

「カシオ MW 腕時計」を登山に持ち出してみたら…意外と優秀だった話

カシオ MW 系列のアナログモデルを登山に持ち出してみると、想像以上に実用的でした。軽さ・視認性・気楽さが揃っていて、日帰り〜軽登山であれば十分に活躍してくれる印象です。ここでは、主に MW-240 を使った実際の使用感をもとに、良い点・気になる点を正直にレビューします。

山岳系のレビューでも「疲れ果ててテントに着いても一目で読める」「数字が大きくて助かる」といった声が多く、G-SHOCK の廉価版的な“エントリータフウォッチ”として語られることが増えています。高価な山時計ほどの多機能さはありませんが、「必要十分な要素だけを残した道具」という割り切りが、かえって登山スタイルにはまりやすいモデルです。

今回のレビュー対象:MW-240 を中心にした「チープカシオ」登山運用レポ

MW-240 系の概要(価格帯・重量・防水性能)

対象は MW-240 系のアナログモデル(いわゆるチープカシオ)です。価格はモデルや時期によって差がありますが、約1000円前後で買えるものから、数千円クラスのソーラー/電池長寿命モデルまで幅があります。重量は約35〜50g、防水は日常生活用〜10気圧相当が目安です。

カタログ上は「スタンダードウォッチ」扱いですが、中身はカシオが長年培ってきたタフ系モジュールの簡略版。クォーツ式で月差±30秒程度の精度があり、モデルによっては10年寿命クラスのコイン電池やタフソーラー(光発電)を搭載した派生型もあります。

低価格ながら「付けっぱなしで放置できる」安心感があり、登山ギアとして見ると、軽量ヘッドライトや折りたたみストックのような「とりあえずザックに入れておける安心パーツ」という立ち位置です。

項目 MW-240 系(目安)
価格帯 約1,000円前後〜数千円
重量 約35〜50g
防水性能 日常生活用防水〜10気圧
ムーブメント クォーツ(月差±30秒程度)
電源 通常電池/長寿命電池/タフソーラー(モデルによる)

なぜ「カシオ MW 腕時計」を登山に?
高級登山時計じゃなくてもいい理由

スマートウォッチでも G-SHOCK でもなく、あえて MW を選んだ背景

スマートウォッチは便利ですが、バッテリー残量や衝撃・水濡れの心配がつきまといます。高級 G-SHOCK は頑丈ですが、そのぶん価格も高く、キズや破損に気を使いがちです。

MW シリーズは「壊れても惜しくない」価格帯で、気軽にラフに扱える点が最大の魅力です。さらに、Bluetooth や通知機能を一切搭載していないため、山のあいだスマホから物理的に距離を取れるのも見逃せないポイントです。

電波受信もない純粋なクォーツなので、海外遠征や圏外の山域でも、時間表示まわりで余計な操作やトラブルが起きにくいというメリットもあります。

約1000円前後という安心感と「壊れても諦めがつく」気楽さ

登山中は岩や枝に当てたり、汗でベタついたりと、どうしても時計に負担がかかります。高価な時計だと常に気を使いますが、MW なら多少雑に扱っても心理的負担が小さく、万が一壊れても諦めがつきます。

楽天や Yahoo!ショッピングのレビューでも、次のようなコメントが多く見られます。

  • 現場仕事+山歩き用に「使い倒す」前提で購入
  • 子どもの登山教室用に持たせてもヒヤヒヤしない

数千〜数万円クラスの登山時計だと、岩稜帯でガンガンぶつける使い方はやはりためらいますが、MW なら“消耗品感覚”で使えるのが強みです。

「登山時計に何を求めるか」を整理してみる

登山で最低限必要なのは、次のような要素です。

  • 時間が素早く正確に分かること
  • 濡れても壊れにくいこと
  • 軽量で行動の邪魔にならないこと

高度・気圧・GPS といった機能は便利ですが、すべての登山者にとって必須というわけではありません。MW は上記の「基本」をしっかり満たしてくれます。

また、「時刻を確認する頻度」と「確認するときのコンディション」を考えると、視認性とシンプルさの重要度は意外と高いです。ヘロヘロに疲れているときや悪天候の中では、細かい液晶表示を読むより、大きな針と太いインデックスをパッと見るだけで済む安心感が、行動判断のストレスを減らしてくれます。

カシオ MW シリーズってどんな腕時計?

見た目とスペック(サイズ感・重量・防水性能)

MW シリーズは、シンプルなアナログフェイスに大きめの針とインデックスを備えた「視認性重視」のデザインが特徴です。ケースは樹脂製で軽く、重量は約35〜50g。防水は日常生活用防水〜10気圧程度の仕様が多く、雨や小川の渡渉程度なら問題ありません。

MW-240 はややラージサイズ寄りで、一般的なチープカシオより一回り大きめに作られており、そのぶん文字盤の数字も太く、針も長く設計されています。ベゼルを含めて丸ごと樹脂なので、ぶつけても金属ケースのように大きな傷が入りにくく、軽量のわりに“タフウォッチ感”のある外観です。

登山ザックやレインウェアとも合わせやすい、オールブラックやネイビーなど落ち着いたカラーが多いのも、山用途には好都合です。

アナログ表示+シンプルな機能構成

MW シリーズは、多機能ではなく「時刻(とモデルによっては日付)表示」が主体です。余計な表示がないため、瞬時に時間が読み取れます。LED ライトやルミナス(夜光)の強さはモデルによって差があるので、夜間行動が多い場合は事前チェックが必要です。

デジタル液晶で曜日・日付・時刻だけを表示する派生モデルもありますが、カレンダーやワールドタイム、タイドグラフなど、登山では使いこなしが難しい機能は軒並み削られています。そのぶんボタンも少なく、誤操作でモードが切り替わって混乱する心配がほぼありません。

山行前に一度時刻を合わせたら、山中で触る必要がない、という運用ができます。

同価格帯の他モデルとの違い(チープカシオ内でのポジション)

チープカシオの中で、MW は「アナログ中心の耐久エントリーモデル」というポジションです。デジタルの AW や W シリーズと比べて見た目がクラシックで、視認性重視の人に向いています。

同価格帯のデジタルモデル(例:W-218H)はストップウォッチやアラームが豊富で、ランニングやトレーニングにも便利ですが、画面の情報量が多いぶん、パッと時刻だけを読み取りたい登山用途では、MW の“引き算設計”が光ります。

樹脂ケース+大きな文字盤という構成は、G-SHOCK のエントリーモデルを簡素化したようなイメージで、「G-SHOCK ほどではないが、アウトドアも想定した丈夫さと視認性を備えるライン」として位置づけられています。

実際の登山レビュー:MW-240 を山に連れて行って分かったこと

登山1:日帰り低山(快晴)での使い勝手

晴天時はコントラストがはっきりしていて、疲れているときでも腕をチラッと見るだけで時間が分かるのが快適です。軽量なので、長時間装着していてもストラップの違和感はほとんどありません。

「真夏の稜線直射日光下でも針が黒くクッキリ見える」「サングラス越しでも読みやすい」といったレビューもあり、シェルやグローブを頻繁に脱ぎ着するようなコンディションでも、時計まわりでストレスを感じにくい印象です。

ベルトも柔らかい樹脂なので、手首の汗で張り付いても痛みが出にくく、低山ののんびりハイクと相性が良いと感じました。

登山2:ガス・小雨・樹林帯での視認性チェック

曇天や樹林帯でも、針とインデックスの形状がはっきりしているため、想像以上に読み取りやすいです。小雨程度なら防水性能も問題ありません。ただし、ルミナス(夜光)が弱めの個体もあり、薄暗い早朝・夕方はスマホやヘッドライトとの併用が無難です。

実際の山行では、濡れたレインジャケットの袖をサッとめくって一瞬で時間を読みたい場面が多いですが、MW の太い針は背景が多少暗くても「針の輪郭」で識別しやすいのが助かる点です。

防水に関しては、公称 10 気圧クラスのモデルであれば、にわか雨やミスト、沢沿いでのしぶき程度は気にせず使えます。ただし、土砂降りの中で袖口から水が染み込むような状況や、沢登りで水に浸けっぱなしにする使い方は避けたほうが安心です。

登山3:岩場・ザック干渉など「ラフに扱ったとき」のタフさ

樹脂ケースのため角に当てても大きなダメージは受けにくく、ストラップは交換も容易です。登山専用としてナイロンやベルクロのバンドに替えると、さらに安心感が増します。

いわゆる G-SHOCK の「10G 耐衝撃」ほどの過剰スペックはありませんが、標準的なカシオの耐衝撃テストを通ったモジュールなので、岩やハーネスにゴツゴツ当てる程度では動作不良はまず起きません。軽量なぶん「ぶつかったときの慣性力」が小さいことも、実用上のタフさにつながっています。

実際、数シーズン岩稜で使っても「風防に細かな傷がついた程度で済んだ」という声が多く、視認性さえ確保できれば外観の傷は気にしない、という人には十分な耐久性です。

一番の強みは「視認性」だった

疲れていても一瞬で時間が分かる大きな針とインデックス

アナログの良さが、ここに凝縮されています。秒単位まで厳密に確認したい場面を除けば、デジタルより直感的です。

とくに MW-240 のようなラージフェイスは、分刻みの目盛りが太く刻まれているため、「いま何時何分か」をざっくり把握するだけなら、疲労時でもひと目で済みます。これは、

  • 山頂撤退の判断
  • 最終バス・ロープウェイのタイムリミット確認

など、「冷静な判断が必要なタイミング」で効いてくる要素です。

直射日光・逆光・曇天での見え方

直射日光下ではコントラストが高く、とても見やすいです。文字盤がマット寄りの仕上げになっているモデルが多く、強い日差しでもギラつきが少ないのはアウトドア向きと言えます。

一方、水平に近い角度から逆光を浴びると、風防への映り込みでやや見えづらくなることがありますが、腕の角度を少し変えれば解消する程度です。

曇天やガスの中でも、白または淡色のインデックスと濃色の針という色のコントラストのおかげで、背景が暗くても迷子になりにくい印象でした。

夜明け・夕方の薄暗さでどこまで読める?

夜光が弱いモデルだと、夜明け前や日没後などの薄暗い時間帯には読みづらい場面が出てきます。夜間行動が多いなら、ルミナスが強めのモデルを選ぶか、バックアップ光源を用意しておくと安心です。

チープカシオ全般に言えることですが、夜光塗料や小型 LED はあくまで“おまけ”レベルと考えた方が現実的です。多くの登山ではヘッドライトを首から下げていることが多く、「腕時計単体の発光性能」に頼る必要性はそこまで高くありません。

どうしても夜間単独で時刻を読みたい人は、デジタルのバックライト付きモデルやプロトレックなど、上位機も検討するとよいでしょう。

「ラフに扱える気楽さ」が登山と相性抜群

樹脂ケース&バンドのメリット:ぶつけても濡れても気にならない

MW の樹脂ケースは見た目以上に耐久性があり、気兼ねなく使えるのが大きなメリットです。金属に比べて軽く、体温との温度差が少ないため、寒い季節でも「ヒヤッ」としにくい装着感があります。

雨や汗で濡れてもサッと拭けば終わりで、レザーバンドのようなケアを気にする必要もありません。山小屋やテント場でテーブルにポンと置いても、机にガンガン当たって大きな傷がつく心配が少ないのも、精神的にラクなポイントです。

ソーラー・長寿命電池で電池切れ不安がほぼゼロ

モデルによってはタフソーラー搭載型や、10年電池のクォーツモデルもあります。長期間の山行でも電池切れの不安が少ないのは大きな安心材料です。

タフソーラーモデルであれば、登山中の自然光で常に充電されるため、日常使い+山行を数年単位で繰り返しても電池交換なしで使えるケースがほとんどです。

10年電池モデルも CR2032 などの汎用コイン電池 1 個で長期間動作するので、「シーズン前に一度電池を替えておけば数年は安心」という運用が可能です。

スマホや GPS が常にバッテリー残量と相談しながらの運用になるのに対し、「時間を見るツールだけは完全に分離できる」というのは、山では大きな安心感につながります。

高価な時計との“メンタルコスト”の差

高価な時計を守ろうとする心理的負担がないため、行動に集中できます。

数万円クラスのプロトレックやハイエンド G-SHOCK を腕に付けていると、「岩にぶつけたくない」「泥で汚したくない」といった意識がどうしても行動に影響してしまうことがあります。

MW のような低価格帯の時計は、「汚れて当たり前・最悪壊れても買い替えればいい」という前提で使えるため、ザックのショルダーストラップ調整やクサリ場での姿勢変更など、細かな動作に余計なブレーキがかかりません。

結果的に、安全側の判断を取りやすくするという意味でも、侮れないメリットです。

機能面をチェック:登山で本当に必要な要素は揃っている?

防水性能と実際の水回りシーン(雨・汗・小川渡渉)

MW はモデルによりますが、小雨や汗、短時間の浸水には十分耐えます。ダイビングや長時間の浸水は想定外なので注意が必要です。

公称 10 気圧(10BAR)クラスであれば、日常生活用防水より一段階上の安心感があり、突然の雷雨や、渡渉で手をついた瞬間に水没する程度なら問題なく使えます。

一方で、沢登りやキャニオニングのように長時間水に浸かるアクティビティには不向きなので、その場合は 20BAR 防水の G-SHOCK やダイバーズウォッチに任せるのが無難です。

リュックを下ろしても腕時計だけは常に身についていることが多いため、「雨で壊れる心配をしなくていい」というのは、大きな安心につながります。

時刻のズレ・精度はどれくらい?

クォーツ機構なので、日常使用で大きなズレを感じることはほとんどありません。電波時計のような自動修正機能はないため、定期的な時刻合わせは必要です。

カシオのスタンダードクォーツは「月差±30秒以内」がひとつの目安で、実使用では数か月で 1〜2分ズレるかどうかというレベルです。

電波ソーラーほどの「常にジャストタイム」感はありませんが、日帰り〜1泊2日程度の山行であれば、体感的な誤差はほぼゼロといって問題ありません。

シーズンのはじめにスマホや電波時計で一度合わせておけば、シーズン中はほぼノーメンテで使える感覚です。

タイマーやアラームがない代わりに得られる「シンプルさ」

MW には、アラームやカウントダウンタイマーといった機能は基本的にありません。その代わり、「時間を見る」という一点に特化した設計になっています。

デジタルモデルのようにボタン誤操作でモードが切り替わる心配がなく、山中でふと触って設定が変わってしまう、といったトラブルがほぼ起きません。

休憩時間や行動ペースの管理はスマホや専用タイマーに任せ、腕時計は「現在時刻だけを常に教えてくれる道具」として割り切ると、全体の運用がシンプルになります。

物足りないところ・向いていない使い方

高度計・気圧計・コンパスが欲しくなる場面

天候急変やルート判断の局面では、高度・気圧・方位などの情報が欲しくなる場面があります。MW にはこれらのセンサーが一切ないため、そのようなシーンでは別途ツールが必要です。

とくに長い稜線歩きや、ガスで視界が遮られた状況では、「現在高度」「気圧の変化」「方向」といった情報が重要になります。

MW を使う場合は、

  • 紙地図+コンパス
  • スマホ・GPS アプリ

をきちんと併用する前提で考えましょう。あくまで「ベーシックな時間確認専用機」であり、ナビゲーション機能まで求めると物足りなさを感じてしまいます。

アルパイン・冬山など「このレベルなら G-SHOCK/プロトレック推奨」なケース

落石のリスクが高い岩場や、厳冬期の高所などでは、MW より上位のモデルを選んだほうが安心です。

岩壁登攀やアイスクライミング、厳冬期の 3000m 級などでは、20BAR 防水やより頑丈なケース構造、分厚い風防などが心強くなります。さらに、−10℃以下の環境では液晶や電池の性能が落ちやすく、低温耐性を考慮した G-SHOCK やプロトレックのほうが信頼性は高くなります。

MW は「3シーズンの一般登山〜低山ハイク」あたりを主戦場と考えておくのが現実的です。

デザイン・チープ感に対する好みの分かれ方

MW は価格相応の樹脂感があり、「いかにもカシオの標準機」といったルックスです。見た目を重視したい人には物足りないかもしれません。

一方で、シンプルな黒ベースのモデルはアウトドアウェアやワークマン系の低価格ギアとも馴染みやすく、「安くて実用的な道具が好き」という層からはむしろ愛着を持たれています。

見た目の高級感よりも「軽さ・タフさ・読めること」に価値を置くなら、登山用の一本として十分以上に選択肢になり得ます。

カスタム&運用の工夫で「登山用ギア感」を底上げする

ベルト交換で快適さアップ(ナイロン・シリコン・ベルクロなど)

MW-240 のような樹脂ケースモデルは、一般的なバネ棒でベルトが固定されているため、市販の 18〜20mm 幅ベルトと簡単に互換が取れます。

登山用であれば、

  • 汗抜けと速乾性に優れたナイロン製 NATO ストラップ
  • グローブ越しでも着脱しやすいベルクロバンド

がおすすめです。モンベルなどアウトドアブランドのナイロンベルトとも組み合わせやすく、

「1000円の本体+1000〜2000円のベルト」で、かなり“山ギアらしい”一本に仕上がります。

まとめ:MW-240 は「時間がすぐ読めて、気楽に使える」登山向きの一本

登山用の腕時計というと、どうしても高価なモデルに目が行きがちですが、MW-240 をはじめとしたカシオ MW シリーズは、「時間がすぐ読める」「軽い」「多少雑に扱っても気にならない」という、山で頼りになる要素をきちんと押さえた一本でした。

とくに感じた強みは、視認性とメンタル面のラクさです。大きな針とインデックスのおかげで、快晴の稜線でもガスの中でも、疲れているときでも一瞬で現在時刻を把握できます。これだけで、撤退判断やバス・ロープウェイの時刻確認といった場面のストレスがかなり減りました。

さらに、「壊したらどうしよう」と腕もとを気にする必要がない価格帯なので、岩場でザックやレインウェアの袖とガシガシ干渉しても気にならず、行動そのものに集中しやすくなります。

その一方で、高度計・気圧計・コンパスなどのセンサー類は一切なく、夜光も心許ないモデルが多めです。アルパインや冬山、長大な稜線縦走など、状況判断に高度情報が欠かせない山行や、夜間行動が前提になる計画では、G-SHOCK やプロトレック、あるいは専用 GPS の出番です。

MW はあくまで「時間確認専用のベーシックツール」と割り切り、紙地図+コンパスやスマホアプリとセットで考えるほうが現実的だと感じました。

3シーズンの低山や日帰りハイク、里山歩き、ライトな縦走などであれば、MW シリーズはかなり心強い相棒になってくれます。必要最低限の機能だけに絞り込んだシンプル設計と、1000円前後という気楽な価格。

ナイロンベルトやベルクロストラップでカスタムしつつ、「まずはチープカシオで登山用時計を試してみたい」という人には、MW-240 を中心とした MW シリーズは十分おすすめできる選択肢です。

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