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特殊バルブでクレマが作れる!早く買えばよかった進化版マキネッタ体験。

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ビアレッティ ブリッカってどんなマキネッタ?

普通のマキネッタと何が違うの?

ビアレッティ ブリッカは、定番のモカポット「モカエクスプレス」を進化させたモデルで、レビューでもよく話題になるマキネッタです。最大の特徴は上部に搭載された「特殊バルブ」。このバルブが蒸気圧を調整しながら空気を巻き込んで抽出することで、モカポットでは珍しいクレマを作れることです。

従来のモカエクスプレスなどは、ボイラーからの蒸気圧だけでお湯を押し上げるシンプルな構造です。一方ブリッカは、上部に「クレマ生成バルブ」があり、内部の圧力を約1.5〜2bar程度までためてから一気に解放する仕組みになっています。このときコーヒー液と空気が高速で混ざり合うため、エスプレッソ風のクリーミーな泡が生まれます。

家庭用のストーブトップ式としてはかなり攻めた圧力設計で、「マキネッタ以上、エスプレッソ未満」のちょうど中間を狙ったモデルといえます。

ビアレッティ ブリッカの基本スペックと価格感

本体はアルミ製で、1杯〜4杯サイズまでラインナップがあります。日本での価格帯はおおよそ5,000〜8,000円前後です。クレマ生成バルブは交換可能なパーツで、劣化した場合でも1,000円前後で交換できます。

容量は以下の3サイズ展開が基本です。

サイズ 抽出量の目安 想定シーン
1カップ 約50ml ソロ用・お試し用
2カップ 約100ml 一人でたっぷり/二人でシェア
4カップ 約200ml 夫婦・小さな家族向け

構造はクラシックなモカポットとほぼ同じで、

  • 下部ボイラー
  • コーヒーバスケット
  • フィルター
  • 上部ポット

の4層構造です。これに加えて、上部ポット側に独自のクレマ生成バルブが搭載されています。

品質管理はISO 9001に準拠しており、欧州の安全基準であるCEマークも取得済みです。交換用のバルブやパッキンが公式に用意されているので、消耗品を入れ替えながら3〜5年程度使い続けることを前提としたプロダクトになっています。

どんな人に向いているエスプレッソメーカーか

電気を使わずに、手軽にクレマ感のある濃いめのコーヒーを楽しみたい人に向いています。カプセルや全自動マシンほどお金をかけずに、少しリッチな一杯を楽しみたい方にぴったりです。

特におすすめなのは、次のような方です。

  • ネスプレッソや全自動マシンほどコストはかけたくないけれど、普通のマキネッタより濃厚でクレマも欲しい人
  • ガスコンロさえあれば使える器具で、キャンプやアウトドアでも活躍してほしい人
  • 1杯あたりのコストを抑えつつ、味にはこだわりたい人(豆代だけなら1杯おおよそ10円前後)
  • スペシャルティコーヒーやシングルオリジンの豆を使って、自分好みに調整したい人
  • 大きなエスプレッソマシンを置くほどではないけれど、家のコーヒー時間を少しグレードアップしたい人

朝の一杯を「ちょっとした儀式」にしたいタイプの方にも、なかなか良い相棒になってくれます。


購入理由と「もっと早く買えばよかった」と思ったポイント

ネスプレッソや全自動マシンから乗り換えた背景

カプセルの廃棄問題や、1杯あたりのコスト、味の物足りなさを感じたことがきっかけで、ブリッカに乗り換えました。手間は確かに増えましたが、その分、味の満足度がそれ以上に上回ったという印象です。

カプセル式はとても楽で便利ですが、どうしても1杯あたりのコストが高くなりがちで、アルミカプセルの廃棄も気になります。また、カプセルで選べる味の幅には限界があり、スペシャルティ豆やシングルオリジンを自由に試したい場合には不向きです。

その点、ブリッカであれば自分の好きな豆を使えるうえに、1杯10円程度とランニングコストが段違いに安くなります。長期的に見れば「こちらの方が圧倒的にコスパが良かった」と感じる方は多いと思います。

期待していたこと・不安だったこと

いちばん期待していたのは「クレマがどこまで再現できるか」という点です。一般的なモカポットではほとんどクレマは出ないので、その差を一度体験してみたいと思っていました。

一方で、不安だったのはバルブ周りのメンテナンスと火加減の難しさです。レビューでも

  • 「バルブの手入れが少し面倒」
  • 「火加減を間違えると焦げっぽくなったり、薄くなったりしやすい」

という声が多く、慣れるまでの学習コストは覚悟していました。

特にバルブ部分はコーヒーオイルが付きやすく、そのままにしておくと動きが悪くなり、クレマが出にくくなることもあります。このあたりの手間は、導入前の不安材料になりやすいポイントだと思います。

開封してまず感じたこと(サイズ感・質感・デザイン)

開封してまず感じたのは、「思ったより小ぶりで軽い」ということでした。アルミのマットな質感はどこか家庭的で、デザインもシンプルです。

典型的なビアレッティの八角形デザインで、キッチンに置いても「いかにもマシン」という感じがなく、日用品として自然に馴染みます。アルミはステンレスほどの高級感はないものの、イタリアの家庭を連想させるような、少しレトロで温かみのある質感です。

取っ手の形状やロゴの配置も含めて、ビアレッティらしいアイコン的な存在感があります。1〜2カップモデルであれば片手でも楽に扱える重量で、キャンプ用などのポータブル器具としても現実的なサイズ感だと感じました。


ビアレッティ ブリッカの“特殊バルブ”の仕組みをやさしく解説

クレマを生み出す独自バルブシステムとは?

ブリッカのクレマ生成バルブは、一定の圧力がかかったところで蒸気とコーヒー液を一気に噴出させ、空気を巻き込みながら泡立てる構造になっています。エスプレッソマシンほど高圧ではありませんが、家庭用としては十分満足できるクレマが出ます。

仕組みとしては、下部ボイラーで沸騰した水と蒸気がコーヒー粉を通過して上昇するところまでは、通常のモカポットと同じです。その後、上部ポットの出口付近にあるクレマ生成バルブが流れ道を一時的に絞り、内部の圧力を一度ため込みます。

内部圧が一定値に達するとバルブが開き、コーヒー液が勢いよく噴き出します。狭い流路を高速で通過することで空気が巻き込まれ、エスプレッソのクレマのような細かい泡が形成される、という流れです。

バルブ自体は消耗品として交換できるように設計されており、メンテナンスをしながら長く使い続けられるようになっています。

従来のモカポットと圧力のかかり方の違い

通常のモカポットは、沸騰による蒸気圧でお湯を押し上げるだけのシンプルな構造で、抽出圧はおおむね1bar前後で安定しています。そのため、クレマができるほどの乱流や空気混入はほとんど起きません。

一方ブリッカは、上部であえて一度圧力をため、約1.5〜2bar程度まで高めてから一気に解放します。このとき高い流速が短時間で生まれるため、空気が効率よく巻き込まれ、クレマが形成されます。

この圧力設計の違いにより、味わいもやや濃くなり、ボディ感や香り成分の抽出も豊かになりやすいのがブリッカの特徴です。

クレマの厚みと口当たりがどう変わるか

火加減と粉量がうまく決まると、カップの上面に数ミリ程度のクリーミーな層が乗り、スプーンですくえるほどしっかりしたクレマができます。

9barクラスのエスプレッソマシンに比べると密度はやや劣るものの、モカポットとしてはかなりリッチな部類で、苦味・甘味・香ばしさが一体となったような口当たりになります。

ストレートで飲むと「濃いけれど刺々しくない」という印象で、ミルクと合わせたときには、このクレマがボディ感をしっかり支えてくれます。そのため、ラテやカプチーノ風のアレンジとの相性もとても良いです。


実際に淹れてみたレビュー:初回〜数日使ってわかったこと

初日の抽出レビュー(味・香り・クレマの量)

初日はクレマがやや薄めで、火加減によるムラも感じましたが、香りは豊かでしっかりとコクがありました。

具体的には、水をやや入れすぎてしまい、火力を落とすタイミングも遅れたことで、抽出が少し行き過ぎてしまいました。その結果、後半に軽い焦げ香と渋みが出た印象です。

一方で、従来のモカポットと比べると、全体の香り立ちとボディ感は明らかに強く、「エスプレッソまではいかないが、かなり近い濃度感」という感触でした。クレマはうっすら表面に浮かぶ程度で、「バルブの扱いやレシピを詰めれば、もっとしっかり出せそうだ」と感じた初回でした。

2〜3日でコツをつかむまでの失敗

ビアレッティ ブリッカは、従来のマキネッタに「特殊バルブ」というひと工夫を加えることで、家庭のコンロでもクレマ感のある濃厚な一杯を楽しめる器具でした。構造自体はシンプルで、交換パーツも用意されているため、メンテナンスさえ押さえておけば長く付き合いやすい道具だと感じます。

ネスプレッソや全自動マシンと比べると、準備や後片づけの手間は確かに増えますが、そのぶん豆選びや挽き目、火加減など「自分で味を育てていく楽しさ」がはっきり感じられます。1杯あたりのコストもぐっと下がるので、「毎朝しっかり濃いコーヒーを飲みたい」「でも大きなエスプレッソマシンを買うほどでは…」という人には、ちょうど良い落としどころと言えそうです。

クレマに関しては、エスプレッソマシンのレベルまではいかないものの、従来のモカポットとは明確に違う満足感があります。火加減や抽出時間に少し気を配るだけで、日常のコーヒータイムがぐっと楽しくなる、と感じさせてくれるマキネッタでした。

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